インドネシア養殖サンゴ事情

インドネシアは世界最大のサンゴ輸出国です。サンゴのみならず、魚の輸出も盛んに行われています。 国としてもこの産業を応援しています。しかしながら岩礁破壊や薬物使用の問題を抱え、魚の捕り方、 サンゴの扱い方が2000年前後から大きく変化しています。

2001年には地元の輸出業者が先頭に立ち、サンゴの養殖を始めました。親株から枝を分け、土台に付け成長したものを流通させるのです。今ではその枝を親株にまで成長させ、またそこから株分けするにまでなりました。つまり天然のサンゴから枝を取らなくても済むようになってきたのです。この試みはインドネシア国内に広がっており、今後のアクアリウム業界のあり方を示す活動と言えると思います。

サンゴのみならず、海ガメの繁殖、マングローブ・樹木の植林活動など、地元の環境保全への取り組みには学ぶところが多くあります。とは言え、かなりのマンパワーと資金が必要であることは事実です。私たちの立場から、こういった方々と協力し合っていい方向に向かっていけるようにと望んでいます。

簡単ではありますが、養殖サンゴ事情を以下のようにレポートしました。(2007年5月現在)

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バリ島の空港からさほど離れていないビーチに到着。

養殖サンゴ用ゲージ

セメントと軽石を混ぜて土台を作ります。

これが養殖サンゴの土台になります。

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親株から枝打ちします。海中でも行われます。

海流に流されぬよう、スティックを付けて…

土台にサンゴの枝を打っていきます。

しばらく海水につけて落ち着かせます。

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ソフトコーラルは糸で土台に縛ります。

水深5〜10mほどの海面蓄養の様子です。

海上での作業を終え、スタッフと記念写真。

その後陸上の水槽設備にサンゴを移動させ、出荷を待ちます。