ドライバー職人 まーちゃんが行く ニョロニョロですが

ブルーコーナーマガジン 

連日、熱いトークが繰り広げられた

「真夏の深海教室」

昨夜の大村さんの会で第一弾が終わりました!

海・深海のスペシャリストが話す特別な授業に、専門家もビックリするような深い質問も飛び出しました。

ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

お帰りになられる際に「すごく楽しかったです」とお声かけ頂き、スタッフ一同感激しております。

今後も開催予定ですので、ブルーコーナーのホームページをお見逃し無いように!

 

ニョロニョロ

深海をイメージして皆さんは最初にどんな生物を想像なさいますか?

今回、先生方がお持ちいただいた映像資料で改めて気づかされたのが、ニョロニョロしている生物が多いなあということでした。

蛇のような、ウナギのような細長い生き物が印象に残りました。

死んだクジラに群がるアナゴ類も、優雅に漂うリュウグウノツカイも細長い生き物。

深海を生きるうえで理にかなった身体なのでしょう。

 

浅い海でも見られるニョロニョロと言えば、ウツボ。鋭い歯をちらつかせて、見るからに恐ろしさを感じる魚、海のギャングと言われたりしますね。

ウツボを含めたニョロニョロ系の魚のブレーキシステム?を考えると、とても不思議です。

我々人間は地面に立ったり、床に座ったりして体の一部を他の物に接触しています。摩擦があるからこそ、静止・移動が可能ですよね。

魚は全身のヒレを上手にコントロール、それこそ複雑な制御システムを駆使して、水の流れ・波に対応しながら体を浮かして(?)います。

魚の王様マダイでは7カ所のヒレ・軟条をあやつり、安定した姿勢を保つ。

我々人間は四肢と背骨なので、あと3ヶ所コントロールするとなったら複雑すぎて溺れるかもしれないですね。

しかし7つのヒレを動かすよりも難しそうなのがウツボのように思えます。

アナゴ類は胸鰭を手のように動かすので、前に進んだり・泳ぎを止めたりと想像がつくのですが

胸鰭が無く、決して大きくはない長い背鰭と尾鰭でストップアンドゴーが出来るウツボは、どうやって推進力や制動力をコントロールしているのか?

海洋民族で有名なモーケンの人達の泳ぎも、非常にゆったりした手さばき足さばき。深く潜航する際もバタ足ではなく、膝から先をスクリューのように使う。

ウツボは背びれと尻びれでスクリューのように使用しているのでしょうか?

 

                     クモウツボ

                                                                                                トラウツボ     

                   

大型トラックのタイヤ

ブルーコーナーの活魚トラックは約6tの水槽を2本装備しています。トラック全体の重量は25tほどになりますが、10本のタイヤで支えています。

均等に割ると1本当たり2.5tを支えている計算ですが、タイヤの接地面は30㎝ほどでしょうか?

私の靴のサイズより少し大きめの長さで2.5tを支えていると考えれば、ハンドルの切り方も慎重にならざるをえません。

25tのトラックを動かすことも大変ですが、止めることも大変な摩擦力が必要です。

ウツボは身体全体に水の抵抗・摩擦力があるからこそピタッと止まることができるともいえます。

タイヤ以外で車両を止めようとするならば、まず最初に思いつくのが空気抵抗になるでしょうか。

ヒレを目いっぱい広げて静止する魚のように、トラックにパラシュートのようなものを付けてブレーキをかける装置。

簡単に出し入れ出来て効果がでるものとなると、実現は不可能でしょうか⁈

 

 

   ~スピードの出し過ぎは注意

     車の性能を把握したうえで安全運転~

 

 

                                 *ニョロニョロから連想されるプロレスラー・マスクマン・ルチャドールといえば

                                       コブラですよね!

                                  大型選手ながら圧倒的な跳躍力で場外でのアタックもダイナミックでありました!

 

 

                             escrito por  acuario pez portador