ウィークリー水族館ウォッチ 第7話

ブルーコーナーマガジン, 出張・研修, 水族館ウォッチ, 浅い海の生きもの, 深い海の生きもの 

【Blue Shark】仙台うみの杜水族館

先日,横浜八景島シーパラダイス様にアオザメが搬入されたことが話題になっていましたね。

見に行くことは叶いませんでしたがSNSで動画を拝見させていただきました。

1mにも満たない姿にもかかわらず外洋性のサメらしい迫力あるオーラが出ていました。

この大きさでも体型はちゃんとミサイル型の形をしていて筋肉質でかっこいいサメです。

 

そんなアオザメの人気に嫉妬をしていたサメが日本にいたことをみなさんご存知でしょうか!?!?

それは仙台うみの杜水族館様で飼育展示されているヨシキリザメです。

こちらは英語名ではBlue Sharkと(英名・和名となにやらややこしいですが。。。)実物を見たら納得です。

世界で最も美しいサメはヨシキリザメだと言われています。

体の青色も1色ではなくグラデーションがかかっており,泳いで尾ひれを左右に動かすたびにオーロラのようにキラキラと輝くのです。

これは本当に綺麗で水槽の前で見惚れました。

 

ヨシキリザメは葦切鮫と書きますが,昔からフカヒレに使われるサメでした。

体は練り製品のはんぺんに使われているようで関東ではおでんなどで馴染みがあるようです。

(関西出身の僕は食べたことがないです)

 

外洋性のサメのため水槽での飼育は難しいとされていますが宮城県はヨシキリザメをはじめとするサメの水揚げ量が日本一。

展示の中心にヨシキリザメが欠かせない存在となっています。

開館当初から常にチャレンジをし続ける『継続は力なり』を目の当たりにできる水族館でもあります。

[2019年 国内飼育最長記録を更新!飼育記録253日]

 

そんな仙台うみの杜水族館様ですが今月末に水族館好きにはたまらない!?イベントが控えているようですよ!!