皆さん、お疲れ様です。繁殖コーナー担当のタイユーです!
昨日開催されました「真夏の深海教室2020」に私も参加させていただきました。
オンラインならではのチャット機能は非常に使いやすく、私も質問に答えていただきました。
講演後もアーカイブにて視聴することもできましたので、第2回,第3回をご検討中の方は
ぜひ参加していただければと思います。
さて第1回の先生である鈴木香里武さんの専門である岸壁採集は私も日頃やらせていただいており、
その中でゴミにくっついていたガザミの話をさせていただきたいと思います。
前回8月末に紹介させていただいたガザミです。
大きくなり柄もはっきりしてきたので種の判別がつきそうですが、もう少し大きくなるまで
見守りたいと思います。
ガザミの仲間は食用としての価値が非常に高く、生態調査や養殖技術も非常に発達しているため
ガザミの中で新種を見つけることは難しいかもしれません。
しかし深海教室の話でもありましたが、親の姿の記録はあれど幼生の記録がないこと多く、
その点で業界初となる記録になることもあります。
自分は小さいものを大きくさせ増やすことを主としていますが、違った形で記録に残せるよう
日々の飼育を頑張りたいと思います。
皆さんも身近な何気ないに気を向けると良い発見があるかもしれません。