繁殖コーナー #38 ウミフクロウ編

繁殖コーナー 

皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです!

早速ですが今回もやってみたいシリーズをお送りします。

 

今回の主役はこちら!

 

こちらはウミフクロウの卵塊になります!

ちなみに親ウミフクロウがこちらになります。

ウミフクロウは浅瀬から水深20m程にまで生息しているウミウシの仲間です。

名前の由来は正面顔がフクロウに似ていることからついたそうです。

海藻や魚の死体など幅広い食性であるため、「海の掃除屋」としても有名です。

食用としては流通しておらず、観賞用としても見た目が地味という理由から非常にマニアックな生体となっています。

そんなウミフクロウですが様々な水族館などで卵は産むものの、故意に繫殖するといった活動はあまりされていません。

食用にできず観賞用としてもいまいちな生体で浅瀬でも採取可能となると、繫殖させようと思うとなかなかマニアックかもしれません。

ただ現在弊社では15℃水槽で管理しておりその水温下でも元気に過ごしています。この子たちを安定して維持できれば深海水槽で活躍する新しい掃除屋として活躍できるのではないかと考えております。

個人的には非常に可愛らしい顔をしていますので、繁殖を可能にできたら観賞用としても注目を浴びせ世に広めたいです。