繫殖コーナー #69 ガンガゼ編

繁殖コーナー 

皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです。

今回は少し前に県内ニュースにもあがったこちらを題材にしたいと思います。

 

 

こちらはガンガゼになります。

ガンガゼは相模湾以南の浅い岩礁やサンゴ礁の隙間に群集していることが多いウニの仲間です。

最大の特徴である長い棘は30cmにもなると言われ、棘先はかえしがあり折れやすいため刺さると厄介な生物です。

食力旺盛で様々な藻類を食べてしまうため、磯焼けの原因生物の1種に含まれております。

厄介者扱いされがちですが観賞用として一定の人気があり、チラホラ水族館でも見ることができます。

そんなガンガゼですが幼生期の情報があまり存在せず、それに関して研究した内容がネットにありましたので気になる方は下記リンク先にてご覧いただければと思います。

ガンガゼ Diadema setosum の採卵と飼育 <8CA48B8695F18D9091E682548D86> (saga.lg.jp)

 

今回県内ニュースでガンガゼが話題になったのは、駆除目的で回収したガンガゼに様々な野菜を与え食用として使えないかというチャレンジでした。ガンガゼ以外にも様々な件で今回のようなチャレンジは行われていますが、味はいいものの棘の処理が大変という問題が大きいようです。現状は駆除対象になるほど繁栄しておりますが、食用として価値が上がり流通し始める前に安定して繫殖できるシステムも重要かと思います。弊社ではそこまで大量に繫殖できませんが少しでも貢献できるよう観察していきたいと思います。