世界の海ザッピング 5話

ブルーコーナーマガジン, 世界の海ザッピング 

今回は海外の水族館のご紹介です。
紹介するのはアメリカの西海岸、カリフォルニアにあるモントレーベイ水族館。

 世界的に有名なこの水族館。
この水族館の一番の特徴は自然の一部を切り取ったような、本当の自然と水族館が一体になっているところです。

一番象徴的なのが、ジャイアントケルプという海草を展示しているメイン水槽。
このジャイアントケルプは世界一大きく(長く)なる海草で50-60mにもなるのです。
海草を水槽内で育成するには、養分や光などが海草に合った状態にしてあげる必要があり、そのバランスがなかなか難しいのです。それを長期間、常設展示で展示しているだけでかなりすごい事なのです。

 また、この水族館は以前はイワシの缶詰工場で、それを改装して水族館として運営してます。
ですので、ところどころ缶詰工場だった面影を見ることができ、それはそれで趣があります。

 水族館の外では自然の中でラッコが泳いでいるのも見ることができるので、街にいるだけで豊かな自然も感じることができるんです。

 水族館の運営的についても、教育などにも力を入れていて、ボランティアを含めて水族館でいろんな海のことについて知ることができます。
また、繁殖でもいろんな新しいことをしていて、クラゲなどは今まで成功してきていなかった種類の繁殖に成功していたりするんです。

魅力や見どころがありすぎて書ききれないので、もしチャンスがあれば水族館好きじゃなくても、是非訪れていただきたい水族館です。