さかな?FRIDAY vol.40

さかなFRIDAY, ブルーコーナーマガジン, ペットショップへの卸販売, 水族館への生体販売 

毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。

まだまだ寒い日が続きますね⛄今期も全く雪の降らない沼津ですが、連日冷たい風が吹き荒れています?
しかし、水槽を覗くとまさに春爛漫でしたので、その様子をお伝えしたいと思います♪

 

 

 

 

 

サクラダイ(Sacura margaritacea)
名前の通り?桜?が名前の由来になっている、美しいお魚。
日本近海を中心に台湾の一部などにしか生息しておらず、まさに魚界の日本代表!
国内はもちろんのこと、海外でも非常に人気の高いお魚となります!!

学名にある「Sacura」は「桜」を指しており、日本語がそのまま世界共通の学名となっています?
ちなみに1匹だけ違う種類のお魚が映り込んじゃいました…気づいた方!さすがです?
真ん中に映り込んでいるのはナガハナダイ(Pseudanthias elongatus)になります。

 

 

 

 

 

名前の由来はもちろん!桜の花びらを散りばめたような美しい模様にあります。
実はこの模様の個体は全て雄♂になります。
サクラダイは雌性先熟といって最初は全て雌♀で成長するとともに雄に性転換するんです!
雌は赤色が雄に比べると淡く、花びら模様はありません(ちょっと地味)

 

しかしながらサクラダイはやや深場に生息しているため、状態良く採集することが非常に困難なお魚。
ブルーコーナーでは漁師さんのご協力により、1匹1匹手釣りにより採集を行います。
水圧の影響により正常に泳げない状態でも、減圧処理を行うことで画像のように万全な状態でご提供いたします。

今の時期は海水温に合わせて15~18℃程度でのストック水温となりますが
高水温にも強く、徐々に慣らすことで熱帯魚のように25℃前後でも飼育が可能となります。
(海外の水族館ではサンゴ水槽で展示していることもあるんだとか)

 

 

とはいえ深場のお魚ですから、表層の水温が高くなる夏場には状態良く採集することが更に困難となります。
ですので、秋~春がサクラダイのメインシーズン!
日本国内でも、これだけの数を状態良く集めることができるのはブルーコーナーだけだと自負しております!!

世界に誇る日本の「桜」!
是非ブルーコーナーまでお問い合わせください。
ナガハナダイのように、同じ水深に生息するお魚もおります。併せてお問い合わせいただきましたらご案内いたします。
お待ちしております!