さかな?FRIDAY vol.56

さかなFRIDAY, ブルーコーナーマガジン, ペットショップへの卸販売, 水族館への生体販売 

毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。

今週は近海便より面白いウニがやって来たので、早速ご紹介です!
一般的にウニというと黒~紫色をした地味なイメージが強いかと思います?
しかし今回のウニは見た目からちょっと変わったウニなんです!

 

 

 

 

 

ラッパウニ(Taxopneustes pileolus)
比較的熱帯で見られるようですが、ブルーコーナーのある静岡県でも観察できます!←ここ後で重要ですよ!!

名前のようにラッパ上のトゲ(叉棘)に覆われた個性強めなウニの仲間となります。
ちょうど上に石を乗せていますが、上から見た際に海底の環境に紛れて身を隠す習性があります(石や海藻などで擬態)

 

 

 

 

 

ラッパ状の叉棘(さきょく)は、見ているとユラユラ揺れていて触りたくなってきます…しかし!
実はこのラッパウニ【有毒生物】でもあります!?!?
叉棘は刺激を受けると蕾のように閉じてしまうのですが、その際に毒を注入するという恐ろしい生態。

冒頭に申した通り、ここ静岡県でも観察できるラッパウニ
これからの季節、海水浴や磯遊びでも遭遇する可能性が非常に高いということになります?
ウニというとトゲが刺さらなければ持っても大丈夫♪というイメージありませんか?
このラッパウニは触った時点でアウト!というトリッキーなウニなのです。
ちなみに毒への反応は人それぞれということですが、海で出会ったら触れないことが絶対安全!!

※見ている分にはとても面白い生き物なので、是非静かに観察してみてくださいね?

 

 

 

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