繫殖コーナー #53 フリソデエビ編

繁殖コーナー 

皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです!

今回は素朴な疑問かつ情報量が非常に少ないため短くなっております。予めご了承ください。

では本題にいきたいと思います。

 

 

こちらはフリソデエビの抱卵個体になります。

フリソデエビは太平洋からインド洋までの水深1~20mに生息する小型のエビです。

和名は振袖のような形をしたハサミを持つことから名づけられており、英名では「ハーレクイーンシュリンプ」と呼ばれております。

その見た目と丈夫さから観賞魚業界では人気のある種となっておりますが、ヒトデしか食べないという生態から少し手間のかかる種でもあります。

そんなフリソデエビですが1cm程にもなると雄雌でペアを作り、1度に100~5000個の卵を産み、孵化まで育てると言われています。

一般家庭でも抱卵した記録は度々報告されておりますが、幼生の写真や飼育記録などはほとんどありません。

私自身フリソデエビの長期飼育の経験でなくたまたま抱卵した個体が入手できただけなので無事孵化するかはわかりませんが、孵化した幼生の初期餌料や経過観察ができればと期待しております。