世界の海ザッピング 92話

ブルーコーナーマガジン, 世界の海ザッピング 

 今回は海外の水族館記事から。

 この記事が出た際はTwitterなどで投稿している人が少なからずいたので、知っている人もいるかもしれません。
話題はと言うと、デンマークの水族館がネズミイルカ死体がどのように分解されているかを実際の展示としてやっているんです。

 なかなかチャレンジしづらい展示ではありますが、本当の自然を見て知ってもらうという意味では大事かもしれないですね。



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Fjord&Bælt aquarium in Kerteminde, Funen has turned quite a few heads with its latest exhibition. 

The ‘Life in Death’ exhibition, which opened on February 10, involves a dead porpoise slowly being devoured by sea scavengers to illustrate what happens when a marine mammal dies.

Fjord&Bælt had a similar exhibition involving a dead seal back in 2019, so this effort is a 2.0 rendition.  

“It’s difficult for us humans to experience life under the surface. So we’ve revived the idea of showing the entire process in an aquarium in the exhibition,” explained Jeppe Kaczmarek, Fjord&Bælt’s exhibit manager.

“Our guests see how the porpoise decomposes and becomes a food source for a lot of other animals. This way, we demonstrate how death is a prerequisite for life on earth.”

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フュン島のケルテミンデにあるフィヨルド&ベルト(Fjord&Bælt)水族館は、最新の展示会でかなりの数の注目を集めています。

2月10日に開かれた「Life in Death」展では、海棲哺乳類が死んだときに何が起こるかを説明するために、死んだネズミイルカが海のスカベンジャーによってゆっくりと食い尽くされます。

Fjord&Bælt水族館は2019年に死んだアシカを含む同様の展示会を開催したため、この取り組みは2.0の表現です。

「私たち人間が水面下での生活を体験することは困難です。そのため、展示会の水族館でプロセス全体を表示するというアイデアを復活させました」と、Fjord&Bæltの展示マネージャーであるJeppe Kaczmarek氏は説明します。

「私たちのゲストは、ネズミイルカがどのように分解し、他の多くの動物の食料源になるかを理解しています。このようにして、私たちは死が地球上の生命の前提条件である方法を示しています。」
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でもこの展示、水槽の水がものすごい勢いで悪くなっていくと思うので、展示として成立させていくためには水替えをずっとし続けないといけないですね。
それプラス、掃除もしっかりしておかないと、なかなか大変なことになりそうです。

 原文の記事はこちらから
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 https://cphpost.dk/?p=131282