さかな?FRIDAY vol.1

さかなFRIDAY, ブルーコーナーマガジン 

毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。

本日は”あの有名な深海生物”のお話をしたいと思います!
もはや説明不要?のダンゴムシのお仲間ですよ~

 

 

 

 

 

 

オオグソクムシ(Bathynomus doederleinii)
サングラスをかけた様なこの正面顔…お土産やグッズにもなって一躍有名深海生物ですね?
こちらは主に日本の水深200~300mの深海で採集されており、大きさも10~15㎝程(手のひらに収まっちゃうサイズ)なのですが
よくメキシコ湾からやってくるダイオウグソクムシ(Bathynomus giganteus)と混同されています?
ダイオウグソクムシは水深800m程で採集されており、大きな個体で40㎝程にもなります!まさに大王!?
ダイオウグソクムシについてはまたの機会にご紹介するとしましょう♪

 

オオグソクムシは環境さえ整えてあげれば飼育も比較的容易な深海生物といえるでしょう。
絶食のイメージもあるかもしれませんが、それはダイオウグソクムシでありオオグソクムシは魚の切り身などムシャムシャ食べてくれます(笑)
とはいえ、代謝がゆっくりなので毎日与えると消化不良を起こすのでご注意を!!
対応できる水温帯の幅も広く、水槽用のクーラーを備えた水槽であればOKです!

一番気を付けなければいけない点が「明るさ」です。彼らは光がほぼ届かない真っ暗な深海に棲んでいます。
そのため効率よく光をキャッチできるように、昆虫などでも知られる「複眼」という眼の仕組みになっています。
ですので明るい環境で飼育してしまうと眼を痛めてしまうので、薄暗い環境を用意してあげることが必須となります。

 

オオグソクムシの飼育をお考えでしたら、まずはブルーコーナーにご連絡ください。
飼育設備から飼育方法まで丁寧にご案内させていただきます。
もちろん生体販売もおまかせください!ご不明な点などお気軽にお問い合わせください。