魚・エビ・トラック 後方確認良し!!

ブルーコーナーマガジン, 大型活魚トラック輸送 

こんにちはフィッシュドライバーのマーです

 

本日の沼津周辺はどんよりと曇り気分も気持ちも暗くなる一日です

先日、スーパーの駐車場で自家用車をぶつけられた私の心のモヤモヤを表しているような天気ですが

元気を出して行きましょう!

 

後方確認

魚の大きさや体形は様々でマグロのようにスピードが出るのに適した紡錘形で高速で泳ぐのに適した種類もあれば

カサゴのように岩陰に潜みつつ獲物を瞬発力で狙うスタイルのボッテリ体形のもの

ウツボのように岩の割れ目や体のサイズピッタリの穴に入るニョロニョロ体形など

自分の能力や生活スタイルに特化した体形といえますよね

どんなに頑張ってもマグロはウツボのように岩の割れ目には入れません

ウツボの方も大海原の表層付近を泳ぎ続けるのには適していませんね。

 

 

巣穴に暮らすハゼの仲間やエビ、ウツボやアナゴなどのニョロニョロ型の魚は

バックが得意です。巣穴や岩の隙間から出てくるスピードよりも穴に戻る・バックするスピードは速くて、一瞬の車庫入れです!

身体をぶつけて怪我しているウツボやハゼ、触角を引っかけて穴に戻れなくなっているエビなど見かけたことはありません!

 

軟らかい身体で、うどんのようにツルっと一瞬で引っ込める能力、自動車の安全装置・自動運転装置にプログラムできないものでしょうか⁈

 

ブレーキの衝撃

ブルーコーナーのトラックは長さが約12mあり、一般的な乗用車の3倍近くになります。

軽トラックのように目視で後方確認はできません。運転席の後ろはすぐ箱、魚を泳がす水槽があるのでルームミラーがあっても見えない!

その代わりにバックモニターという後方確認カメラが付いていて、ルームミラーで見る以上の後方確認が出来ます。

まっすぐバックする、後へ下がるのには心配ありませんが、左バックや右バックなどトラックを曲げながら後退するときには死角が増えますので注意です。

バックするときは必ず窓を開け(たとえ雨が降っていても)視覚に聴覚もプラスして出来る限りゆっくり後退します。

魚を積んでいる時にはさらに気を使います。魚を驚かせてしまう振動は、タイヤを曲げた状態のバック時でブレーキをかけたときに起こりやすいのです。

水族館へ無事に到着してホッとする最後の瞬間ですが、取り上げ作業を円滑にするためにも優しく停車したいのです。

 

チンアナゴさんのようなスムーズな後退が出来るように、日々鍛錬です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*後方確認どころか、前方の確認も見えているのかいないのかマスクマンのプロレスラー、ルチャドールのマスクデザインには目の部分がメッシュになったものも。

 今年引退された獣神サンダーライガー、ヘビー級にも引けをとらないパワーのあるレジェンドレスラーのマスクの目がメッシュでしたね~