新しい車・新しい魚と仲良くする

ブルーコーナーマガジン, ペットショップへの卸販売, 大型活魚トラック輸送, 水族館への生体販売 

おはようございますフィッシュドライバーのマーです!

梅雨に入った感じですが、6月も半分過ぎましたね~頑張って行きましょう!

 

先月、スーパーの駐車場でぶつけられてしまったマイカーに代わって、新しい相棒がやっと

我が家に先日やってきました。新しいと言っても新車ではなく中古車なのですが・・

長年お世話になった車とのお別れは寂しいものの、やはり新しい車を迎えるのは嬉しいものです。

 

新しい車と仲良くする

前回のテーマは『快適なスピード=制限速度ではない』『自分のリズムスピードを把握しよう!』でしたが、新しい車の性能・特性・大きさを把握するというのも大事です。

私の新車、どんなに頑張ってもランボルギーニのような加速は出ない!庶民の見方の軽自動車ですから、山越えやワインディングロードを爆音鳴らして攻めるなんてできません。

そのかわり伊豆の漁村へ降りる細い道や田んぼの狭いあぜ道を余裕で走れます。私の行動範囲においては最高のパフォーマンスを発揮します!

高速道路を走ることは年間を通して1度あるかないかですし、たとえ遠出するとしても時間に余裕があるならば出来るだけ一般道を走り、途中で見つけた観光スポットや土産屋さんに引っかかったり寄ったりして、ドライブを満喫、のんびり走りたいのです。

 

そんな豊かな軽自動車ライフを満喫するためにも、まずは車の装備・装置を確認するために取り扱い説明書をしっかり読みましょう。そのうえで運転席に座りまして

アクセルペダルの踏み心地やレスポンス・ブレーキペダルの遊びや制動距離、ハンドルの切れ角や運転席からの視界や死角、サイドミラーの視認距離などの運転における感覚の整理をすることを始めとして、燃料タンク容量、ヒューズボックスの位置、バッテリーケーブルの準備、非常用道具の確認など車両装置・装備の確認が重要です。

 

新しい魚・運んだことの無い魚

これまで300種類ほどの魚を運んできましたが一番最初に運んだ魚はカゴカキダイだったと記憶しています。30分もかからない港からの搬送でしたが、魚の特性・泳ぎ方など予備知識を持ってなかったので、漁師さんの船の水槽から取り上げる時に網で追い回してしまい怒られたことを覚えています。その時に同行してくれた先輩の掬い方が今の自分の教科書の1ページ目になっていて、基本的には魚を追わずに呼び込むように流し込むスタイルになってきました。カゴカキダイはホバリングが出来る・壁に寄れる魚なので、1度隅に寄せてしまったほうがタモ網やカゴを振り回すよりも掬いあげやすく、動きが読みやすい。

                            写真は、なかなか入荷しない ”ウケグチノホソミオナガノオキナハギ”

 

魚の逃げ方、習性をどれだけ把握出来るかが取り上げ後の運搬の良否にも影響します。

普段から会社の水槽、水族館で瞬発的な魚の泳ぎを観察し、トラックへの積み込み・輸送を想定してシュミレーションすることを楽しんでいるのですが、自分が運んだことの無い魚を水族館で見つけた時は担当の飼育員さんに泳ぎ方や習性など色々伺ったりして、自分の中で答え合わせをする、この仕事ならではの楽しみの一つですね

 

乗り方で車にも癖が出るように、同じ魚でも性格は様々

たとえ同じ車種であったとしてもオーナーさんの生活スタイル・走行環境によってエンジンの感覚や足回りの劣化具合、故障個所が違うように、同じ魚種であっても個性がでます。

ハタやキンチャクダイなどの単独行動を主体とする魚、なわばりを持つ魚の特性なのでしょうが、水槽内から取り上げる際に同じ魚であっても教科書が書き換えられることもしばしばあります。そんな動きもできるの?そこから飛び出しますか?と取り上げながら独り言をつぶやきながらニヤニヤ。水槽が変われば逃げ方も変わるのは当然なのですが、逃げる魚も必死ですし綺麗に取り上げたいこちらも必死で、お互い真剣勝負です。

 

普段から洗車をまめに行い、エンジンオイルも定期的に交換、優しく大事に運転すれば愛車の方も気分はいいはずですし、違和感や故障個所なども発見しやすい。

焦って追い込み、魚に傷を付けてしまうことのないよう1尾づつ見極めて運びたいですね。

 

 

潮だまりなどで見られるカゴカキダイの可愛い個体

 

 

 

 

 

 

 

*新しいプロレスラー、マスクマン、ルチャドールといえば、プロレス大賞新人賞を獲ったストロングマシーンJ選手ですかね!

             新日本プロレスで活躍されたスーパーストロングマシーン選手の息子さん。ドラゴンゲートで活躍中です。魔人風車固め~

                

                                           escrito por  acuario pez portador