ドライバー職人・まーちゃんが行く     正しい運転姿勢   

ブルーコーナーマガジン 

おはようございます!

 

今日は七夕ですね。皆さんは何をお願いしますか?

50年くらいお願いし続けていますが、あまり聞いてくれないようです・・

 

正しい運転姿勢

 

皆さんは普段どのような姿勢で運転していますか?

レーサーのようにしっかり背筋を伸ばしてハンドルも9時15分より少し上方を保持

なかなか疲れますよね?できればもっとリラックスした姿勢で運転したいですよね!

 

 

基本の運転姿勢、正しいドライビングポジションの合わせ方を検索しますと

 

お尻とシートに隙間が出来ないように深く腰掛け左足をフットレストに置きます。

そしてブレーキペダル・アクセルペダルを右足で踏んだ時、膝に少し余裕が出来るくらいの位置でシートをスライド調整します。

続いて背もたれに背中をしっかりつけ、ハンドルを握った後の腕の肘が伸び切らない位置でシートのリクライニングを調整する、となっています。

 

私、この運転姿勢の決め方にプラスしてほしい、車の構造上の工夫が必要だと思います。

と言いますのも18歳で免許を取得したのですが通っていた教習所の車は日産のローレル、4ドアセダンの大人しい?車でした。運転席に乗り込み、シートを合わせてハンドルを握るまでは良いのですがシフトレバーを操作する腕が何故かしっくりこない。シフトレバーとの距離感が合わないのです。

ハンドルとペダルの調整はピッタリなのに、シフトレバーを操作するときに腕の長さが足らず、やや前かがみになる。シフトレバーがしっくりくる位置にシートを合わせると、足が窮屈になってしまうしハンドルを持つ手もせせこましくなる。

些細なことだと思われる方もおいででしょうが、知り合いのドライバーでも同じような疑問・違和感を感じている方はちらほらいるので、平均的な体格で車はデザインされてると思いますが、シフトノブアレンジを可能な車が標準装備出来ないものかなあと。

道路交通法の第70条では、「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」となっていて、もし事故を起こした場合には「安全運転義務違反」に該当してしまうことも...

なので、確実に操作できるようにするためにも違和感、しっくりしない感じを解消できないものかなあと。

最近の乗用車はオートマチックが主流なのであまり気にはならなくなったのですが、トラックにおいてはまだまだマニュアル車が多く、シフトレバーの位置が疑問でなりません。大きなハンドルを回しながらシフトチェンジを行う、市街地の運転においては、背中が浮きっぱなしになりがちです。長時間の運転を少しでも快適に続けようとするならば、この三つ巴の関係を解決したい問題ではあるのですが、50年かけてしっかり育ちきった身体は改造の仕様が無く、なんとか人間工学の専門家、トラック開発担当者の方々に小さな疑問・要望をお話できないかと、ひそかにチャンスをうかがっております。

                             シルエットの美しいクロヘリメジロザメ

                                 シートベルトで固定は出来ません。

マンボウもマグロも猫背にならない

 

自然界の魚は自由気ままに泳いでいます。信号も無く、通行帯もありません。

高速で泳ぐマグロも、ゆったりしたマンボウも衝突することなく泳いでいますし、それぞれの能力を最大限に活かして制約のない大海原で暮らしています。

見方を変えると我慢しない生活スタイルではあるが、選択の失敗は破滅に直結する。

人間は他人の経験・失敗を自分に活かすことも無視することもできますが基本的に動物は自分で考え行動し失敗したら死んでしまいます。

 

水族館で元気に泳いでいる魚は、飼育員が海で研究・観察し、その魚達が暮らしている環境を出来る限り再現した水槽だからなのであって、南方の海で暮らす色鮮やかな魚を間違っても北の冷たい水槽へと泳がせることはないのです。

 

自然の海から水槽まで魚の機嫌を損ねず運ぶ重大な役割をブルーコーナーのトラックは担当していますので、シートとシフトレバーがしっくりこないからと言って大切な魚をダメにしてしまうようなことがあってはなりません。トラックで搬送している間に魚が猫背のように背中が丸くなったりになってしまったり、腰痛になるような魚の大きさに合わない水槽ではいけないのです。

 

「このトラックは快適だったなあ」と、魚達に評価してもらえるようブルーコーナーの経験と皆様のお知恵・ご提案を装備し形にした白いトラックです。

 

自動運転が進んで人間の判断に頼らず安全が確保されるならば、正しい運転姿勢という概念も変化するはずです。少なくとも同じ姿勢で4時間も運転を続けなくてもいけない状況は解消してほしいですね。

 

『姿勢』から思い浮かぶプロレスラー・ルチャドール・マスクマンと言えば 

                           ボラドールジュニア選手

                                    リング場外へのトペコンヒーロの飛行姿勢は美しい!

                                                                                                                                              escrito por  acuario pez portador